[技術トピック] Windows Embedded CE 6.0 R3 向け BIOS設定

この記事では、DM&P SoC Vortex86DX3-1GHz プロセッサを搭載した VDX3-6754 PC/104 を使用して、Windows Embedded CE 6.0 R3 を完全に起動できるようにするBIOS 設定をご紹介します。

VDX3_6754_Display_wince60

AMI BIOS

AMI BIOS は、American Megatrends によって開発された IBM PC 互換 BIOS です。AMI および他の企業によって製造されたマザーボードで使用されます.。AMI BIOS はより小さなフットプリント、高速な起動時間、効率的な電源管理機能、および幅広い機能のサポートを備えています。

Windows Embedded CE 6.0向け BIOS 設定

以下を確認し太字にしてあるものを選択してください。

  1. ボード起動時にDelete、またはDELキーを押して、BIOS画面には入ってください
  2. Advanced ➔ IDE Configuration ➔ IDE Operate Mode ➔ Legacy Mode
    BIOS_setting1
    BIOS_setting2
  3. Advanced ➔ Serial/Parallel Configuration ➔ SB Parallel Port ➔ Disabled
    BIOS_setting3
    BIOS_setting4
  4. Advanced ➔ USB Configuration ➔ Legacy USB Support ➔ Disabled
    BIOS_setting5
  5. F10を押して設定を保存しBIOS画面から出ます。上記手順の後 Windows Embedded CE 6.0 R3 の起動が可能です。

※もしDOSを使用する必要がある場合は、Legacy USB Supportをenabledにしてください。

上記手順の後 Windows Embedded CE 6.0 R3をインストールすることができます。

VDX3_6754

vdx3-6754の主な機能:
  • DM&P SoC Vortex86DX3-1GHz
  • 1GB / 2GB DDR3 オンボード
  • 4S / 2U / VGA / LCD / LVDS / LAN / LPT / Audio / 16GPIO / SATA
  • 動作温度範囲: -20 ~ +70°C / -40 ~ +85°C (オプション)

References:

Continue Reading about VDX3-6754: