ハードウェア及びソフトウェアの開発並びにデバッグの最中、多くのユーザー、エンジニア、その他のアプリケーションが BIOS設定を変更します。そして場合によっては、BIOSのデフォルト設定を変更した後にボードがハングする(起動出来ない)といったエラーが発生することがあります。
この問題を解決するために、Vortex86DXやSXシリーズ・ボードなどのICOP製品の電源を入れた後、[End]キーを押してBIOSを工場出荷時のデフォルト設定にリセットするこの記事の方法がICOPから提供されています。
ターゲット・デバイス
ここでは VDX-6354RDを使用します。
[End]キーを押してBIOSを工場出荷時のデフォルトする手順:
- 手順1: 電源投入後すぐに
End
キーを押し続けます
- 手順2: ビープ音が聞こえたらリセットは完了し、ボードが再起動します
- 手順3: BIOSメニューに入り、"load optimal defaults"(F9)と"save changes"(F10)を行ないます (この手順でBIOSのリセットを確実にします)
VDX-6354RDの主な機能:
- DM&P SoC Vortex86DX- 800MHz
- 256MB / 512MB DDR2 オンボード
- 4S / 2U / VGA / LCD / LAN / LPT / PWM / SPI / Audio / 16GPIO / IDE
- 動作温度範囲: -20 ~ +70°C / -40 ~ +85°C (オプション)
- オンボード4MB SPI Flash Disk
- オプション:PCI-104 Connector
: