RFID (Radio Frequency Identification) - アクセス制御/ICOPの4.3インチを使用したミーティング室予約デモ

RFID-img1.jpg

RFID(Radio Frequency Identification)は、今世紀で最も重要な10のテクノロジーの1つとして語られます。 RFIDはロジスティクス企業での商品の識別と分類、アクセス制御、一般企業での人員管理、マーチャンダイジング、主要なスーパーマーケットでの記録管理など多くの分野で使用されています。 しかしながら物の迅速な識別は既にすべての業界にとって必須のテクノロジーです。ではどうすれば商品をすばやく識別できるでしょうか? RFIDテクノロジーはその答えの1つです。

RFIDの意味は?


RFID技術の紹介 Radio Frequency Identification (RFID/無線周波数識別)は電波を使用して一意の番号または情報を記録できるRFIDタグのチップからデータを送信しバーコードよりも幅広いアプリケーションで使用できます。 たとえば身分証明書のチップは出席記録、場所、時間、およびその他の情報を記録します。

RFIDシステムの3つのデバイス:
  • タグ/トランスポンダ: アンテナとICマイクロチップが内蔵されており様々な形状で提供されます。タグは通常電源(Passive)が組み込まれておらず必要な電力はリーダーの電磁界から供給されます。
  • リーダー: 電波を送信してタグ内のデータを読み取ります。書き込み機能のあるものもあります。
  • ホスト: このデバイスはリーダーと通信し返されたデータを処理します。
RFIDシステムは無線使用するため、タグとリーダー間の接続を検出するために互いに向き合合わせる必要はありません。 RFIDの検知距離はバーコードよりも長く、布、プラスチック、紙、その他の障害物を簡単に貫通します。 以下はRFIDシステム動作の概略図です。 RFID-img2.jpg
電波はRFIDリーダーで送信されるデジタル信号であり搬送波に変調する必要があります。 リーダーは起動後、電磁波を継続的に放出しタグのアンテナで受信されるとそれらを電気エネルギーに変換し電波を介してタグデータを送り返します。

RFIDタイプの紹介


RFIDは粒子サイズの内部マイクロチップを使用してデータにアクセスし多くのデータを保存できます。

► RFIDタグ – 一般的なパッケージ形状:
  • スマートラベル: 紙ほどの厚さで外箱に貼り付けることが出来ます。
  • キーフォブ: 樹脂で密閉されています。
  • ガラス管:長さ約2mm。
► RFIDタグ – 電源システム:
  • アクティブ・タグ: バッテリ内蔵でより長い無線伝送距離
  • パッシブ・タグ: バッテリ不要
► RFIDタグ – メモリタイプ:
  • 一意: 変更できない一意の識別コードが工場で書き込まれます。
  • 1回の書き込み, 複数回の読み取り: "書き込み可能な"データリーダーを使用すると、自分で1回データを書き込むことができます。
  • 再読み取りと再書き込み可能: データを再書き込みしタグをリサイクルします(データの改ざんを防ぐための認証および暗号化処理を使用)
► RFID – 非接触タイプ(検出距離):
  • 密着型: センサーに近接することが必要 数ミリ以内
  • 近接型: 10cm以内
  • 近傍形: 50cm以内

RFID周波数


RFIDには通信プロトコルだけでなく、さまざまな周波数仕様と通信周波数があります。次の表に一般的なRFID周波数とその用途を示します。
RFID-img10

HMI-043T-BFでRFIDテクノロジーを使用した会議室予約システムのデモの説明

RFID-img4

HMI-043T-BFはRFIDリーダーとして使用されます。 このデバイスがRFIDタグをスキャンする際、タグ内のUIDがまだ使用されていない場合はユーザーインターフェイスを介して登録でき、サーバー(HeidiSQL)を使用してUID、名前、およびパスワードがデータベースに記録されます。 UIDが既に登録されている場合は会議室を予約することができ、また他のユーザーが選択した時間枠を選択することはできません。

RFID-img11
*このデモにご興味がある場合は、詳細についてinfo@icop.co.jpにお問い合わせください。

デモ・ダイアグラム:

RFID-img3

HMI-043T RFID – ミーティング室予約デモ