ブータブルFreeDOS USBフラッシュドライブの作成

この記事では、ブータブルFreeDOS USBフラッシュドライブの作成方法について説明します。

FreeDOSはフリーソフトウェアであり、GNU General PublicLicenseの条件に基づいてライセンスされています。 FreeDOS(以前のFree-DOSおよびPD-DOS)は、IBMPC互換機用のフリーオペレーティングシステムです。 レガシーソフトウェアを実行し、組み込みシステムをサポートするための完全なMS-DOS互換環境を提供することを目的としています。

Windows上でのブータブルDOS USBの作成

Rufus(Reliable USB Formatting Utility, with Source)は、起動可能なUSBフラッシュドライブまたはLive USBをフォーマットおよび作成できる、MicrosoftWindows用のフリーのオープンソース・ポータブルアプリケーションです。

  1. Rufusをhttps://rufus.ie/en/からダウンロードします
  2. Rufusをインストールする必要はありません。 ダウンロードが完了したら管理者としてプログラムを実行できます
  3. Rufusはテンプレートを介してFreeDOSを直接インストールできます。FreeDOSを別途ダウンロードする必要はありません

Windows PC上でのRufusの実行

Rufusの設定:

  1. Device: select the USB flash drive
  2. Boot selection: FreeDOS
  3. Partition scheme: MBR
  4. Target system: BIOS (or UEFI-CSM)
  5. Click START

rufus_fdos-1.jpg

OSに依存しない他の方法

USBスティックにFreeDOSをインストールする他の方法としてUNetbootinがあります。 これは一般的なすべてのオペレーティングシステムで使用できます。

UNetbootin(Universal Netboot Installer)はライブUSBシステムを作成したり、色々なシステムユーティリティをロードしたり、CDなしでさまざまなLinuxディストリビューションやその他のオペレーティングシステムをインストールできるクロスプラットフォーム・ユーティリティです。

  1. UNetbootinをhttps://unetbootin.github.io/からダウンロードします
  2. Unetbootinディストリビューションがプログラムをダウンロードしてインストールできるため、FreeDOSのダウンロードは必須ではありません
  3. FAT32でフォーマットされたUSBがインストールに必要です

備考: UbuntuでUSBをフォーマットする場合は以下のコマンドが使用できます

  • ls /dev/[sh]d*を使ってUSBスティックが device /dev/sdbであることを確認します
  • USBをFAT32でフォーマットすることにより全てのデータは消去されます: sudo mkfs.vfat -F 32 /dev/sdb1

UNetbootinでのDOSスティックの作成

  1. Distributionセクションのドロップダウン・メニューから様々なオペレーティングシステムが見つけることができます。
    unebootin1.png
  2. リストからFreeDOSを選択します。フォーマットしたUSBを選択します。OKで確認します。もしUSBがメニューに表示されない場合は先にマウントしてください。
    unebootin2.png
  3. FreeDOSがダウンロードされ、抽出、そしてインストールされます。
    unebootin3.png
  4. ブータブルFreeDOSのUSBへのインストールが完了しました。
    unebootin4.png

結果

EB-336xを使用してのUSB FreeDOSのブート.

usbfreedos

参照: